浅田真央が逆転で3連覇!
フィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、長野市のビッグハットで行われ、女子は前日のショートプログラム(SP)2位から逆転で浅田真央(愛知・中京大中京高)が合計182.45点で優勝、3連覇を達成した。
浅田真はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度着氷させたが、回転不足と判定されフリーも2位。しかし SP1位だった中野友加里(プリンスホテル)がジャンプに失敗して後退し、優勝した。中野は5位に終わった。
2位はフリーで1位となった村主章枝(avex)、3位は安藤美姫(トヨタ自動車)、4位は鈴木明子(邦和スポーツランド)がそれぞれ入った。
浅田真は「いつも通り攻めの気持ちを忘れずにやった。自分のリズムで滑ることができた。すべてにおいて満足している」と喜びを語った。
優勝の浅田真と2位の村主は来年3月に行われる世界選手権代表に確定。浅田真は2連覇に挑む。
全日本フィギュア女子フリーは凄く見ごたえがあった。久々の表彰台に27歳の村主章枝(avex)をみて、6分間練習で安藤美姫(トヨタ自動車)との接触で諦めない闘志を感じたし、前日のショートプログラム1位の中野友加里(プリンスホテル)は前日の好調さがかえって緊張に変わり、残念ながら3年ぶりに表彰台を逃した。
やはり安定して演技のできる浅田真央が優勝をかっさらって行ったのだが、タラソワ・コーチの大きな体はもうちょっと何とかならないのかと、真央の後ろに写る姿に感心するのである。