ホンダの長野(ちょうの)、巨人以外は嫌。

 ロッテからドラフト2位で指名されたホンダの長野(ちょうの)久義外野手(23)が入団を拒否することが3日、分かった。同日にホンダ野球部の安藤強監督を通じてロッテ側に断りの電話を入れた。近日中に正式発表する。長野は2年前の日大時代にも、日本ハムに指名されたが入団を断っている。

 「巨人愛」を断ち切れなかった。ホンダに残り、来年のドラフトで巨人からの指名を待つことを決意。長野はこの日、安藤監督を通じて入団しない考えをロッテの担当スカウトに伝えた。

 巨人入りを熱望していた長野は、ロッテが交渉権を獲得。ドラフト当日にバレンタイン監督が埼玉県狭山市の同社野球部合宿所にあいさつに訪れた際、長野は「気持ちの整理がついていない」と同席を拒否した。先月24日にロッテから正式に指名あいさつを受け、入団交渉で契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示されたが、交渉後に会見した表情は硬く「ゆっくり考えたい」と態度を保留。ホンダが新チームをスタートさせる8日までに結論を出す予定だった。

 ロッテの瀬戸山隆三球団社長は「断りの連絡は受けた。本人と直接会って話をしたい。厳しいが、あきらめていない」と今後も入団交渉を続けていく方針を示した。


 長野(ちょうの)がまた断った。去年日本ハムを断り、今年ロッテ入団ではあまりにも自分の信念が小さい様で、もう1回は憧れを通して欲しいと考えていたが、予想どうり断った。

 人には「旬」と言うものがあり、来年どうなるか分からないが、ホンダ硬式野球部で飯は食えて好きな野球が出来るんだったら、夢を通すのも人生である。来年もホンダで活躍し、良い成績を残してほしいと願うばかりである。これだけ巨人・巨人と言って置けば、来年は巨人以外のどの球団も指名しないだろうと思うのであるのだが・・・。


 いくら金を積まれても、諦めずに夢をかなえて欲しいと願うのである。不運の男と呼ばれるのか、悲願達成となるのかもう1年楽しみに見つめる事にする。