サッカーW杯最終予選・・・日本3−0でカタールに快勝


 

サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアジア最終予選は19日、各地で行われ、年内最終戦となるA組の日本はドーハでカタールに3−0で快勝し、通算2勝1分けで勝ち点を7に伸ばし、W杯出場圏内の同組2位をキープした。バーレーンを1−0で下し3連勝のオーストラリアが同9で同組首位を守った。

 前半19分に田中達也(浦和)が先制。後半も玉田圭司(名古屋)田中マルクス闘莉王(浦和)が追加点を挙げた。日本代表のドーハでの試合は「ドーハの悲劇」として知られる1993年のW杯米国大会アジア最終予選以来。因縁の地でW杯4大会連続出場への手応えを得た。

 10チームが2組に分かれ、ホームアンドアウェーで争うアジア最終予選は、来年6月までの長丁場。各組2位までがW杯出場権を獲得する。各組3位同士が5位決定戦を行い、勝ったチームがオセアニア1位ニュージーランドとのプレーオフに臨む。

 良かった、勝って良かった。みんなが素晴らしい動きだった。特に玉田圭司(名古屋)の追加点は相手のやる気を抑える貴重な1点だった。岡田監督が掲げる「パス&ムーブ」がきちんと機能し、見るものにとってもサッカーの面白さを教えてくれたような試合であった。

 感想としては「岡ちゃん、なかなかやるジャン」が素直な気持ちである。