ホンダ オデッセイ

 ホンダは、ミニバン「オデッセイ」をフルモデルチェンジし、17日から発売すると発表した。

 1994年に「生活創造車」というコンセプトから誕生した同車は、ワンボックス・カーのゆとりある空間とセダンの安定した走行性能を両立させた車として市場の話題をさらってきた。今回は、03年以来となる4代目の登場だ。

 外観では、メッキを施したフロントバンパーが強いインパクトを与えている。バンパーとグリルから切れ長のヘッドライトへ続くライン、そのままサイドを貫く伸びやかな曲線により、これまで以上に精悍でスポーティーなイメージをかもし出している。

 広く快適な室内空間に加え、フロントガラスの横幅を大きくすることでより明るい室内を実現し、運転手の視認性も高めている。1列目から3列目まで階段状に高くなるシートの左右間隔を少しずつ狭くして、V字状に配置した。3列目に座っても前列シートの間から前方を眺望することができ、開放感と快適性を高めたところが開発へのこだわりだ。乗車定員は7人。

 2.4リッターのDOHC i-VTECエンジンとトルクコンバーター付きCVT(無段変速オートマチック)を組み合わせ、最高出力173馬力のパワフルな走りと、高い燃費性能(13.2km/L=10-15モード)を兼ね備えている。無鉛レギュラーガソリン仕様で、経済性にも配慮した。

 高速道路などの定速走行時に、前の車と適切な車間距離を保つ「アダプティブ・クルーズ・コントロール」、フロントウインドーの上部に設置したカメラが左右の白線や黄線を捉えてはみ出し防止を助ける「車線維持支援システム」、右左折時や狭い道を走行する際に死角をモニターに映し出し安全な走行を補助する「マルチビューカメラシステム」など、多彩な最新技術を盛り込んでいる。


価格帯: 2,590,000(M CVT FF)-3,610,000円(アブソルート 5AT 4WD)


 『オデッセイ』がフルモデルチェンジし、17日から発売だ。低床・低重心パッケージの3代目に代わってから単なるバンにしか見えないのであるから、初代の『オデッセイ』が懐かしく思えてくる。まあ、時代のコンセプトを早く取り入れると、人気がイマイチになると思うのだが、ホンダはあまり気にしない。


 そんなところがホンダの頑固さで、短所であり長所でもある。
お〜ッとッと、どこが変わったか分からないが、フルモデルチェンジと言う言葉に飛びついてしまった。