容疑者Ｘの献身
ファンに囲まれる福山さんら 映画「容疑者Ｘの献身」の初日舞台あいさつが４日、都内の映画館で行われ、主演の福山雅治さん、柴咲コウさんら、出演者が出席した。
人気ドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版で、原作は、東野圭吾さんの直木賞受賞作。
客席の後方から登場し、観客の間を通って舞台にあがった出演者らに、ファンが殺到。この映画で初めて舞台あいさつに挑んだいう福山さんは、「舞台にたどり着くまで、こんなに大変だとは予想外」と話しながらも、「熱意がしっかり伝わりました」と笑顔をみせた。
「コウちゃーん」という熱い声援に「はーい」と律儀に応えた柴咲さんは、「みなさん一人一人の心にこの映画が残って欲しい」とあいさつ。東宝系映画館の永久会員パスをもらったことから、「これからも何度も劇場に足を運んで、この作品を見ます」と思い入れの強さをみせた。
昨年10月からであろうか、連続理系ドラマ「ガリレオ」は大人気をはくし、とうとう劇場版の公開（10月4日）となった。第134回直木三十五賞（2006年）を受賞を受賞した東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』が原作であり、天才物理学者・湯川学が不可解な事件を科学によって解決していくというものだ。
どうもこういう理系ドラマ大好き人間にとって、ガリレオとか湯川という名前にも反応し、科学者の割り切った考え方と理論的な証明はどろどろとした社会のストレスを消してくれる。
昨日の土曜プレミアム『ガリレオΦ』はあくまでも映画「容疑者Ｘの献身」のPR版であるが、福山雅治演じる探偵ガリレオこと湯川学がはまり役のように思えてくる。今回の出演の好奇心旺盛な湯川研究室の研究生役の長澤まさみや大学生時代の湯川学を演じる三浦春馬もプレミアムであった。
