のろのろ台風13号

 台風13号は、18日15時には屋久島付近にあって、東北東へ毎時25kmで進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は30m/sです。この台風は、19日3時には四国の南西海上、19日15時には紀伊半島の南西海上20日15時には銚子市の東海上に達し、21日15時には日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。台風の進路にあたる地域は、暴風や大雨に厳重な警戒が必要です。



 今日は大雨を予想していた三重県ですが、雨もパラパラ、暑い雲がはびこっているものの、曇りです。どうも日本近海の水温が高い為、中心気圧が980ヘクト・パスカル、最大風速も40メートルにまで再び発達すると見ているようだ。

 特に雨の少なかった四国地方は恵みの雨になりそうだが、そうは問屋が卸すまい・・・。今から台風の速度が上がり、毎時25kmから50kmくらいまで上がると農作物に風の影響が心配である。


 余談であるが昭和28年9月18日に13号台風は志摩半島に上陸、伊勢湾南部を通って愛知県に再上陸、死者393名、行方不明者85名、負傷者2,559名の大災害を出した台風がある。今から55年前の話であるが、私が生まれた年のことであるので母親が生前、何度も何度も話していた事を思い出す。
 食事をしていたら、たらいが浮いてきたので、腰まで水に浸かり、小高い神社に避難したと言う事だ。母が私をおぶり、父親は高齢のおじいさんをおぶり逃げたそうで、神社に着き私が息をしていたのを確認し安心したと言っていた。


 災害に安心は禁物である、忘れた頃にやって来る。
備えにやりすぎは無いものである。