三遊亭楽太郎さん、6代目円楽を襲名へ

 落語家の三遊亭楽太郎さん(58)が、師匠の五代目三遊亭円楽さん(75)の名を継ぎ、六代目円楽を襲名することが8日、分かった。

 襲名披露は2010年の予定。

 円楽さんは、先月末、楽太郎さんを自宅に呼び、六代目継承を言い渡した。「腎臓の人工透析や度重なるがんの手術で体が弱った。落語家としては寿命。今後、芸が伸びることを望む楽太郎に後を託す」という。円楽さん自身は、落語界から完全に身を引く。

 楽太郎さんは「師匠の名に恥じぬよう、修業に努めたい」と抱負を語った。

 円楽さんは1983年から、日本テレビ系の番組「笑点」の司会を務めたが、脳こうそくで2年前に降板、昨年2月、落語家を引退すると宣言した。楽太郎さんは77年から、同番組に出演、大喜利の回答者として円楽さんと共演した。



 この2人、本当は仲がよかったんだと、笑点大喜利を思い出す。円楽師匠は全生から円楽に襲名して45年と永いもんだから、ちょっと違和感があるが、落語は懐かしい。

 7代目立川談志、3代目桂米朝、3代目古今亭志ん朝、もそろそろ代が変わる時期なのかもしれない。