第90回全国高等学校野球選手権記念大会 三重県大会2日目

 三重大会シード高は4校、昨年甲子園で佐賀北と延長再試合を演じた宇治山田商業を始め、春季大会優勝の菰野高校、日生第2、上野高校である。この4校の中では宇治山田商菰野高校は甲子園で勝ち抜く力のある実力高と言えるであろう。しかし、過去甲子園を経験している実力高の存在もあなどれない。海星・三重・久居農林・明野・津田・相可・鈴鹿・木本 ・四日市工などは虎視眈々とチャンスをうかがっている。他にも元・四工監督の名匠・尾崎監督が率いるいなべ総合学園もあなどれない。


 さて、今日12日の三重県天気はまずまず、最高気温30度を越える熱闘野球を演じてくれる舞台は四日市市霞ケ浦球場、津市営球場、県営松阪球場、伊勢市営球場の4ヶ所である。


 今日は観戦に出かけようと考えるのであるが、12日の名勝負は津市営球場1回戦 木本−久居農林(9:00) 、四日市市霞ケ浦球場 高田−四日市工(10:00) 、鈴鹿−桑名西(12:30) と考える。特に名匠・尾崎監督が居なくなった言えど実力工の四日市工そして尾崎監督の出身校でもある高田高校は名試合になると注目している。それに木本 − 久居農林の勝者はシード高である菰野高校と当たる。木本も久居農林も波に乗ると菰野高校の初戦を突破するかもしれない。鈴鹿と桑名西の試合も実力僅差で目が離せない。


 と考えるとなかなか暑いなんていっていられない。四日市市霞ケ浦球場に出かけるとしょ〜か・・・。
 球場で会う野球大好き人間の顔並み、毎年年輪は深まるばかりである。