フジ系「鯨とメダカ」で「北の国から 遺言」以来５年８カ月ぶりに元気な姿を見せた田中邦衛（たなか くにえ、1932年11月23日 - ）さん、5月16日、かみさんと出かけた比叡山・延暦寺で偶然見かけた。奥様の康子さんとお連れの方と御一緒であった。
岐阜県土岐市出身、個性派俳優の邦衛さんは75歳であるが、絵になる男である。確か、高倉健を尊敬しているそうであるが、歩く姿は物静かであり、立ち止まるや否や大きな声で話す姿は飾り気無しの地で生きる僧侶の様に見えたのである。
東塔・大講堂の横の鐘付き堂で鐘を付いていたが、その鐘の音色は人間的魅力を放ち、心に響いた様な気がしたのである。
