スーパーアグリ撤退
F1世界選手権に参戦していたスーパーアグリF1チームは6日、資金難を理由にF1からの撤退を発表。
なんと言うことだろう。噂は現実になってしまった。05年11月のデビュー以来2年半のチームに終止符を打った。日本人として本格参戦していた佐藤琢磨(31)も出場出来ないとなると、残るはウイリアムズの中嶋一貴(23)のみとなる。
今後、佐藤琢磨がルーベンス・バリチェロと交代してくれると嬉しいが、うまくいっても2009年来期だろう。来期となれば日本GPは富士から鈴鹿に帰ってくる、そのタイミングが絶好だと思っても素人の思い通りに行くわけが無い。
実力があっても走れないもどかしさ、そして資金難で撤退をせねばならない鈴木亜久里代表の苦渋の決断を思うとやりきれないし、ほとばしるような情熱も「マネー」というものに負けてしまうのかという後味の悪さはどうにもならない。無念でなく、無限であって欲しかったと思うのである。
現実はきびし〜い!