上方漫才大賞・・・ティーアップ

　第４３回上方漫才大賞（ラジオ大阪、関西テレビ放送主催）の発表会が５日、大阪市西区の大阪厚生年金会館大ホールであり、大賞にティーアップが選ばれた。

　ティーアップは前田勝さんと長谷川宏さんが８８年に結成。９１年に上方漫才大賞新人賞、０４年には同奨励賞を受賞した。他の受賞者は▽奨励賞＝海原やすよ　ともこ▽優秀新人賞＝ギャロップ▽新人賞＝鎌鼬（かまいたち）

　結成20年目のティーアップが栄光を勝ち得た。ボケの前田勝（43）とツッコミの長谷川宏（41）は顔は知れ渡っているが、ティーアップという名前が売れていない。バカボンに似ている前田はNSC5期生で、CMのプロデューサーと喧嘩して降板させられてしまった、「サッポロ黒ラベル君(初代)」の話は有名。そしてロナウジーニョに似ている長谷川は里見まさとの弟子で出っ歯がかわいい。

ティーアップスペシャル　　　http://teeup-sp.com/

　そして余談ではあるが、新人賞の鎌鼬（かまいたち）は注目である。山内健司と濱家隆一によるお笑いコンビでNSC26期生である。島根県松江市出身の山内は1981年1月17日の27歳、親父が校長で自ら中学、高校の社会の教員免許を持っているという秀才である。それに反し相方の濱家は家庭は複雑で、なかなか面白い。大阪市東淀川区出身で1983年11月6日生まれで山内より2つ年下である。