岳 みんなの山・・・・「マンガ大賞2008」

 各界のマンガ通が「その年一番のマンガ」を選ぼうと創設された「マンガ大賞」が28日発表され、石塚真一さんの「岳」(小学館)が初の大賞に選ばれた。
 同賞は、“マンガの直木賞”を目指そうと創設されたもので、07年1年間に単行本が出版され、刊行8巻以内のマンガから、推薦作全169作品を対象に投票で上位12作品を選定。選考員全員が作品を読んで対象が決定した。


 いいですね。マンガ好き有志が「マンガ大賞2008」を選ぶというのは・・・。第1回大賞は「岳」にきまった。この「岳」という作品はビッグコミックオリジナルで連載中で、 ボランティアの救助隊員である島崎 三歩(しまざき さんぽ)が山岳事故を通して山をめぐる人間ドラマが描かれたものである。
 漫画と言うのは同じ状況に遭遇した事の無い素人を、極限の世界にトリップさせてくれる、まさに生死の境目を味わせてくれるところが醍醐味である。
山に魅せられた男の姿はやけにかっこいいのであるけれども、これは本当に面白い作品である。

岳 (1) (ビッグコミックス)

岳 (1) (ビッグコミックス)