小浜市お祭り騒ぎ

　米大統領選の民主党指名争いでバラク・オバマ上院議員とヒラリー・クリントン上院議員の戦いは互角の大接戦となっているが、日本では福井県小浜市がバラク・オバマ上院議員（４６）と発音とつづりが同じ縁から町おこしを展開している。

　米大統領選とは何の関係もない小浜（おばま）市がアメリカの熱中振りに乗じて、イベント開催というのだからパワーはすごい。オバマ饅頭、オバマバーガーなどの便乗食品、応援歌そしてＴシャツを作るなど本格的、そしてハワイ出身のオバマ氏に気を使い、フラダンスなど町おこしがてら“おらが大統領候補”を応援した。

　しかし、この日はヒラリー・クリントン上院議員（６０）が大票田のテキサス、オハイオを制すなどバラク・オバマ氏の分は悪かった。このイベントＣＮＮなどが全米で放送予定だというが、小浜市の熱狂振りは日本がアメリカの州の一つであるように錯覚するのではないかと我輩は心配するのである。

　そして共和党のジョン・マケイン上院議員の指名が確定したというが、オバマ氏の戦いまだまだ続きそうだから、「オバマ氏を勝手に応援する会」も最後まで盛り上がって欲しいと思うのである。

追記：小浜（おばま）という地名は、日本ではどこにでもある。長崎県の雲仙市小浜町でも小浜温泉日帰り入浴を無料開放という話もあるそうな。三重の鳥羽にも小浜（おはま）町があるが私の耳には何の情報もない。