2008名古屋国際女子マラソン


 3月9日、名古屋市瑞穂陸上競技場を発着点として行われる、名古屋国際女子マラソン日本陸上競技連盟中日新聞社共催)は北京五輪の最終代表選考会を兼ねているため、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(ファイテン)を含め、この大会の歴代優勝者が5人も出場し、混戦必至のレースになりそうである。


 名古屋のコースは10mそこそこの丘陵地を通るくらいだから、まずは平地を走る平坦コースになっている。中途半端に名所を通ろうとするから、折り返しが多く市役所前を3回も通ったりと、主催の中日新聞社前を通るには無理がある。それだったら、熱田神宮、金山、大須観音横を通る伏見通りを北上した方がすっきりするし走りやすそうだ。まあ、1984年からフルマラソンに格上げされた歴史のある大会に素人が文句を言ってもしょうがない。


 歴代の選手では2000年シドニー金メダリストの高橋尚子や2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきは名古屋の優勝者である。もちろん今回名古屋で優勝すれば、2008年北京の金メダルは間違いないから気合の入りようが違うのである。

 2008年3月9日(日) 12時15分スタートの名古屋国際女子マラソン、テレビの前にかじりつくのも面白そうだ。