全国高校サッカー選手権 ・・・津工業(三重)は国立へ

 第86回全国高校サッカー選手権は5日、市原・駒場の2会場で準々決勝を行い、さいたま市駒場スタジアム 第1試合の津工業対広島皆実は3-1で津工が初めて国立へ駒を進めた。
 前半16分、FW中野がゴール前からのパスをボレーでゴール左上に突き刺し先制。その後、1点を返されたが、同38分に松葉のPKで勝ち越し。後半23分に追加点を挙げ逃げ切った。

 津工業は平均身長168センチの小粒チームであるが、10番FW2年中野真人君、9番MF2年の飯田裕之君、そして三重のマラドーナと連呼されるFW松葉司君の活躍が光る。地区予選で11失点という記録は最悪だが、選手権3試合で失点3とは上々の守りである。

 51歳の藤田一豊監督は「相手チームがうちの選手たちを育ててくれている感じ」といっているが、まさにその通りで実戦ですべてを吸収している。もしかすると風は追い風かもしれない。明日は流通経済大柏(千葉)だ。

頑張れ!津工!
頑張れ!マラドーナ


  • 余談・・・・・津工業

 テレビでは「つこうぎょう」といっているが地元は「つうこうぎょう」が正しい。「つこう」は津高校のことであり、この秀才学校と区別するため津工は通称「つうこう」と呼ばれる。バカにしているつもりはない、他にも津駅(つうえき)なんて言うのである。駅員もすべて津を「つう」と発音する。
「次はつう〜、つう〜」ってね、(笑)