イラクで民間人死者16000人(2007年)


 イラクで2007年にテロなどで死亡した民間人数は1万6232人で前年より約3割増えたとイラク内務省が発表した。


 イラク戦争(第2次湾岸戦争)は2003年3月19日よりアメリカ合衆国が主体となり、イラクに進攻した戦争である。大規模戦闘終結宣言はアメリカ側が一方的に行っているが、終戦宣言が出たわけではないから現在も戦闘状態と言っても良い。

 昨年16232人の民間人が亡くなったと聞き、その多さに驚いてしまうのであるが、この平和な日本の自殺者に比べると半分の数字である。

 間違ってもイラクの犠牲者が少ないといっているのではない、「平和な日本が違った戦争の真っ只中いるのに誰も認識が無い」ことが恐ろしいと言いたいのである。「年間3万人を越える自殺者の数」これほど大きな重みのある数字を政治家はどう考えているのであろうか・・・。

 何かがおかしい、狂っている。