ベネチアン・マカオ・リゾートがオープン


 米カジノ大手ラスベガス・サンズは28日、マカオでカジノを中核とする複合施設「ベネチアン・マカオ・リゾート」をオープンした。カジノのスペースは東京ドームより少し大きい約5万平方メートルで世界最大級となる。このベネチアン・マカオは、イタリアの水の都、ベネチアを模した造りとなっているのが特徴で建物の中にはゴンドラを浮かべた運河もある。


 田舎者は名古屋のイタリア村に毛が生えたようなものか・・・とつぶやいたが、ラスベガス・サンズはアジア版ラスベガスを築き上げる計画と言い、総投資額は日本円で1兆円を超えるそうな。今後2、3年以内にシェラトンヒルトン、フォーシーズンズなどの有名ホテルが続々と完成する予定で、総客室数は約2万室となる。



 マカオと言えば東洋と西洋が行き交い、歴史ある街並みと現代が混ざり合う街といわれ、中国本土 からの観光客が年々増え、日本や韓国などからも集客できることから、一発当てたい小金持ちが集まりやすいところだ。1999年12月20日ポルトガルから中国への返還され、「中華人民共和国澳門特別行政区」となった。南欧の雰囲気あふれる旧市街や、清時代の建築様式が残る繁華街及び充実したリゾートライフを楽しめる島部などここに豪華なリゾートを作れば金は確実に落ちていくし、北京オリンピックのついでに遊ぶ客も増えるだろう。


 こんなところだから、ラスベガス資本を中心として、世界中から投資が殺到、投資金額は数兆円と言われている。今から思えば、「マカオドリームファンド」でも買っておけばよかったと、あとで思うだけである。
 スイートルームに泊まりカジノで一儲けなんていう夢を見る前に、パスポートがいることを忘れていた、初めての海外はカジノにするか・・・とつぶやくが、ポルトガルと関連ある場所にベネチアンというアンマッチが気にかかるところだ。