世界陸上始まる

 世界陸上大阪大会が今日8月25日開幕した。早朝からテレビ中継と世界陸上でやっと日本国中盛り上がってきたとおもいきや、なんと朝7時男子マラソンがスタートした。スタート時点で気温29度、猛烈な暑さの中選手達は走ったが、出場85人のうち28人が途中棄権という、過酷なレースになった。期待された尾方剛中国電力)が2時間17分42秒で5位とまずまずの滑り出しと言ったところだ。



 そしてもう一つの注目は男子100m1次予選であった。1組の朝原宣治は1位の10.14秒で優勝候補のタイソン・ゲイ(米国)をおさえて同組トップ通過。そして7組の塚原直貴も10.20秒で1次予選通過した。この塚原直貴(つかはら なおき, 1985年5月10日-)はいきなり自己記録更新し、本番に強い走りを見せてくれた。彼は東海大学付属第三高等学校を2004年に卒業し、東海大学に入学した。東海大学といえば、バルセロナ五輪400メートルファイナリストの高野進コーチがいるところである。塚原は末続慎吾が習得できなかった「右足前スタート」を高野進から習得している、世界に通用する走りを見せてくれるだろう。日本の短距離も日々躍進と言ったところか・・・。

今日の開会式(17:00〜)織田裕二何をしてくれるか、面白そうである。



「IAAF世界陸上2007大阪」のホームページ
http://www.osaka2007.jp/