『黄色い涙』

 この映画は犬童一心監督がその昔NHK銀河テレビ小説黄色い涙」をみて、映画化したいという願いが叶った作品だ。“嵐”の5人がそろって主演し、1960年代懐かしい時代を再現する為私の地元でもある三重県津市江戸橋がロケ地になったことは自慢である。漫画家の村岡栄介(二宮和也)、歌手の井上章一相葉雅紀)、画家の下川圭(大野智)、小説家の向井竜三(櫻井翔)、勤労青年の勝間田祐二(松本潤)と聞くと、原作の永島慎二の漫画『若者たち』がどう変わるのか、またNHK銀河テレビ小説黄色い涙」で主演した森本レオさんをどう思い出すのか楽しみな映画である。ワーナーマイカル津は6月9日〜

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 永島慎二の漫画『若者たち』イントロダクションは

青年漫画家、村岡栄のアパートでの5人の若者たちの奇妙な同居生活をペーソスたっぷりで描く。文学、絵画、音楽、それぞれの芸術を追い求めながら現実の厳しさに立ち向かう。70年代の青春群像を瑞々しく描いた傑作青春漫画。


 偶然にも今日6月10日は漫画家永島慎二氏の命日である。
1937年、東京都生まれ。漫画家を目指し中学を中退するほどだからマンガに対する情熱はすごいものがある、彼にはマンガ界の将来が見えていたのでしょうし、束縛されない自由な生き方をするため「フーテン」をしたりと昭和という一番良い時代を私たちに思い出させてくれる作品がとっても素敵に感じる漫画家である。

黄色い涙シナリオブック

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