ワッパー(Whopper)とメガてりやき

cobayan2007-06-09


 あの「バーキン」こと米国で大人気の『バーガーキング』が再上陸した。「ワッパー」(Whopper)といえば、「とてつもなく大きい」という意味であるが、マックも『メガ』で対抗だ。「メガマック」に続く、“メガブラザーズ”の第二弾『メガてりやき』を期間限定にて発売、どでかいバーガーが大人気と言ったところだ。

 バーキンと縁遠い三重県に住んでいるとバーガーといえばマックなんだけど、最近マクドナルドの店舗で改装しているところがやたらと多い。私の住む三重県には24時間店舗が19ヶ所あると言うが、ほとんど改装中である。そして新聞広告が多く、メガ商品の写真がやたらと目に付く。利益に対してマクドナルドは設備投資を密かに推進し、日本でのバーガー地位を確立しようとしている。

 日本マクドナルド株式会社の第1四半期 の業績は、連結売上高964億62百万円(前年同四半期比12.1%増)、連結経常利益49億60百万円(同136.6%増)、連結四半期純利益は28億75百万円(同12,577.7%増)と軒並み好業績なのである。要因は

    1. 2007年1月に投入した新レギュラー朝食メニュー「マックグリドル」のヒット 
    2. 期間限定商品「メガマック」のヒット 
    3. ドライブスルー店舗を中心とした24時間営業の拡大 
    4. 快適な食事空間を提供するための店舗改装 
    5. 100円マックの強化、継続 
    6. コーヒー無料券配布等による新規顧客獲得の各施策が相乗効果を効した


と分析している。話は戻るが、日本マクドナルドの大幅な増収増益に対し『バーガーキング』は今日本に上陸しておかないと進出の機会は無いと踏んだのだろう。熱き戦いにロッテリアモスバーガーはどう対抗するのであろうか。

 100円コーヒーを飲みながらマック好業績の陰に隠れた「マック難民」を愁いてみるか・・・。