開き直りの井川が好投し連敗を止める


ニューヨーク──米大リーグ(MLB)ヤンキース井川慶投手は28日、地元ヤンキースタジアムで行われたレッドソックス戦に1回途中から登板し、7回途中間で投げて2安打無失点、6奪三振で、今季2勝目(1敗)を挙げた。


 23日のタンパベイ・デビルレイズ戦で5回途中7失点のKOを喫し、先発を外された井川であったが、今日は先発カーステンスが1回に怪我をし、急きょ登板。今までのピッチングとは違いストライク先行の安定したピッチングで、6回3分の0を投げて2安打無失点、6奪三振で、8連敗を食い止めた。連敗でトーリ監督の解任説も出ていたヤンキースであったがこのまま波に乗ってくれれは井川の先発ローテーション入りもまちがいない。

 今日のように先発カーステンス投手が打球に当たり降板するというアクシデントで井川がスクランブル発進するというのも、開き直りが出来て良かったと思う。人間崖っぷちで思わぬ力が出せるもんだ。がんばれ慶!!