「バイオガソリン」初出荷、27日から首都圏で試験販売

植物原料のバイオエタノールをガソリンと混合した「バイオガソリン」が26日朝、横浜市新日本石油精製根岸製油所から初出荷された。27日から首都圏50のガソリンスタンドで試験販売され、2010年度までには全国のガソリンスタンドで販売される計画だ。

「 たまにはガソリン入れやんと走らんわ・・・」と酒をあおる自分ではあるが、酒の原料であるサトウキビやトウモロコシなどでバイオエタノールを作り、ガソリンと混ぜたものがバイオガソリンと呼ばれる。

 その昔、「ガイアックス」というアルコール燃料があったが、「エンジンが壊れた」と噂が流れ、おまけに自動車メーカーがこの燃料を使った場合は保証期間内であっても保証できないと発表された。おまけに石油元売からも販売圧力がかかり消えていった。しかし、今回石油連盟の渡文明会長(新日本石油会長)は「(バイオガソリン販売は)国民一人一人が地球環境貢献を意識できる画期的なプロジェクトだ」と過去のガイアックス触れず、効果だけを強調した。

 安ければ私はバイオガソリンを入れてみるが、自動車メーカーの保証はどうなるのか心配である。