タミフル (Tamiflu)の怨念


 スイスのロシュ社の傘下である中外製薬はインフルエンザ治療薬のオセルタミビル (Oseltamivir)を日本名「タミフル (Tamiflu)」として販売している。もともと、1996年にギリアド・サイエンシズ社が開発、スイスのロシュ社がライセンス供与を受け製造、販売を行っているものである。


 カリフォルニア州に本拠を構えるバイオテック企業ギリアド社はなかなか曲者で、1997〜2001年の間元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルドが会長をを務めており、政界とこれほど繋がりの深いバイオ企業は他に類を見ないといわれている。これは鳥インフルエンザの流行とも関係があり、鳥インフルエンザの特効薬としてタミフルが注目されているからだ。米軍は兵士の配給用に大量の購入をしており、軍が関係する成長企業は政治家が見逃すはずがない。


 今日本では、タミフルの副作用と思われる服用後の異常行動が問題になっている。子供の異常行動の科学的証明は後々になるんでしょうが、利権に取り巻く怨念は子供の異常行動につながっている様な気がしてしょうがない。

緊急安全性情報
タミフル服用後の異常行動について
http://www.chugai-pharm.co.jp/html/info/070321.html