ブライアン・メイのF1オープニングテーマ


 20年間親しまれてきたT−SQUAREの「TRUTH」に変わる注目の楽曲は、クイーンの代表作「FLASH」をメイが新たにリミックスした「Flash’s Theme 2007 High Octane Mix」に決まった。2007年開幕戦のオーストラリアGPの中継から聞く事になるが非常に楽しみだ。

 今まで鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリはホンダが「F-1」を牽引すると言ってもいいほど中心的な位置を占めていた。しかし、今年度から富士で行われる「F-1」はホンダ色を取り除きたいトヨタの思惑から、変更に踏み切ったのだった。もともとイギリス人のブライアンはインペリアル・カレッジ・ロンドンを出、大学院では宇宙工学を研究するというインテリであり、かつての無冠の帝王である「スターリング・モス」のファンであった。フジはそんなブライアンにF-1をイメージしたリミックスを依頼し、了承されたわけだ。出来栄えは「F1にピッタリ。昔の曲だけど時代を超えて、いい」と胸を張る。

 F-1も時代を超えてどんどん進化している。環境問題も第一に考えなくてはならない時に来ている。将来F-1がディーゼルエンジンになるかもしれないし、バイオ燃料を使う過渡期の時代がやってくるかもしれない。