アカデミー賞前哨戦

cobayan2007-02-12



 「第79回アカデミー賞授賞式」が2月25日に行われる。1月にノミネート作品発表があったが授賞式の2月25日までの間に、アカデミー賞の行方を左右する沢山の前哨戦がある。昨日、発表されたのが「英国アカデミー賞」(The Orange British Academy Film Awards February 11, 2007 in London)でそのほかにも、ロンドン映画批評家協会賞、UK地方批評家映画賞、オンライン映画&テレヴィジョン協会賞などが発表された。面白いのはジョークであろうがその年の最低・最悪の映画を決定する「ゴールデン・ラズベリー賞」(通称ラジー賞)がある。 この発表は1日早い2月24日であるが、これに選ばれなければアカデミー賞に選ばれる確率が高くなる。
 その中でも注目は12月に発表された「ニューヨーク映画批評家協会賞」である。この賞は権威があり、有力新聞・雑誌社専属の映画評論家らで構成されたニューヨーク映画批評家協会が芸術性の高い作品を評価することで知られている。

 さて、2月25日発表が待ち遠しいが、日本人として「硫黄島からの手紙」でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、音響編集賞でのノミネートや菊池凛子さんの助演女優賞ノミネートが嬉しいが、前哨戦の評価は低い。でも最後まで応援したいものだ・・・。この発表、日本では26日月曜日になるところがちょっと惜しい。