未納22億円とな・・・。

 『全国の小中学校の給食費未納額が平成17年度に計22億2900万円にのぼることが24日、文部科学省が初めて実施した調査で分かった。未納者数は9万9000人。未納理由について約6割の学校が「保護者としての責任感や規範意識」に問題があると答えており、経済的に余裕がありながら給食費を払わない保護者の存在が改めて確認された。親のモラルが問われている。』


 しかしながら今回の発表驚く、初めての調査も気になるが、平成17年度の調査を19年1月に発表されても何でこうも遅いのか腹が立つ。昨年度の集計ならば18年の6月までに発表すべきだろう。未納給食費に対する債権の消滅時効は、民法第173 条第3号の規定により、2年となっているがもうすでに1年経っているではないか・・・・。


 日本には「学校給食法」と言う法律があり、学校給食を受ける児童又は生徒の学校教育法 第22条 第1項に規定する保護者の負担とする、となっている。携帯電話代を何万円も払っているのに、給食費は払わない親がいるという。今の給食費を払わない親のモラルはめちゃくちゃだ。一度強い態度で取り締まるところを、マスコミで取り上げ、かっこ悪さを見せれば、延滞は皆無になることだろう。払えるけど払わないと言うような利己主義的国民は法的措置でもって対応しないと教育自体が成り立たなくなる。


 悪質な給食費未納には12市町村が法的措置を取っている。名前の公表や延滞金の支払いなどの請求をし、それでも払わなければ 給料差し押さえも有効であろう。何で学校が弱腰なのか、理解に苦しむが我輩がおかしいのだろうか・・・。