台風18号 接近、上陸の恐れ

 猛烈な台風18号は6日午前、沖ノ鳥島近海を北上した。強い勢力を保ったまま、8日には西日本から東日本に接近、上陸する恐れがあるとして、気象庁は注意を呼び掛けている。
 18号は6日午前9時には、沖ノ鳥島近海を時速約25キロで北北西へ進んだ。中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
 今後進路を北寄りに変えながら北上し、7日未明から明け方にかけて、南大東島へ最接近する見込み。
 沖縄地方と奄美地方ではうねりを伴って波が高まり、6日夜には6メートルを超える大しけとなる。


 猛烈な台風18号はアジア名 Melor(メーロー)、マレーシアでジャスミンの意味である。50年前の伊勢湾台風と同じようなコースが予想され、厳重な警戒が必要である。50年前とは情報や堤防の強度など当時とは全然違うが、天災は忘れたころにやってくるというのが常であるから安心してはいられない。


 あの時、私は6歳でした。当時、三重県民1221人が犠牲になったと聞きましたがあまり被害の状況はピンときませんでした。その後成長するに当たって四日市の友人や名古屋の友人から多くの親戚が台風の被害にあったと聞き人ごとならぬ状況だったと驚いた次第でした。


 風が吹き、雨が降り、堤防が切れて水害になる。避難は常に考えておくべき手段だと思います。
静かにやり過ごしましょう。