佐藤琢磨、F1復帰をかけて再びトーロ・ロッソのテスト参加!

 琢磨がライバル圧倒 シート獲得へ最速デモ F1の冬季テスト走行が17日、スペインのカタルーニャで始まり、F1復帰を目指す佐藤琢磨(31)がトロロッソフェラーリから参加し、1分20秒763で最速タイムをマークした。テスト走行はテストドライバーを中心に17台が走った。

 佐藤はスーパーアグリ・ホンダの撤退に伴ってシートを失い、現在は無所属。9月にもトロロッソでテスト走行をしていた。トロロッソはまだ来季のドライバーが確定しておらず、残留を目指すセバスチャン・ブルデー、17日に佐藤に続く2位の好ラップを出したセバスチャン・ブミエらとシートを争っている。


 スーパーアグリ撤退で“浪人”となった佐藤琢磨、F1復帰へ有力なチームがトロロッソである。トロロッソはもともとイタリアのチームであったが、2005年オーストリアの飲料メーカー、レッドブルに買収された。レッドブルが日本の飲料市場に食い込むとすれば、琢磨のような知名度が必要となってくる。今回のテストでのタイムよりも、レッドブルは飲料メーカーとしての市場調査を優先しているように思えるのだが、早く決めて欲しいと願っている。


 しかし、トロロッソのBODYは魅力的である。誰がドライバーになろうが、目が離せないチームである。

http://www.tororosso.com/