前田美波里 60歳でまた資生堂CM出演

女優の前田美波里(60)が、資生堂のスキンケアブランド「エリクシール プリオール」のイメージモデルに起用され、21日、東京・汐留のコンラッド東京で発表会を開いた。

 「エリクシール−」は、60代以降の女性をターゲットにした新ブランド。1966年、同社の夏の化粧品のモデルとして鮮烈デビューした前田は「人生の1ページを開いてくれた資生堂のCMに、再び起用され、幸せです。今度は、前向きなシニア女性たちが増えるような仕事をしたい」とアピールした。11月下旬からCMなどがオンエアになる。



60歳代女性の化粧品市場は昨年売り上げ6700億円と、売り上げが伸びていると言う。もちろん団塊の世代の影響であろうが、市場がある限りメーカーは新商品の開発に躍起である。「年を重ねた美しさ」を引き出すため緩んだ肌の引き締めがポイントになっていると言う。


 そういえば、58歳の和田アキ子さんが通信販売会社「フェヴリナ」の新CMでスッピン顔を披露しているが、あれは本当のスッピンではないのでは・・・と、思ってしまう。以前のオードリー・ヘプバーンからの延長線上に和田アキ子さんを起用するとは、身近な存在として売り上げを伸ばしたいという意図が見え隠れする。


 話はずれてしまったが、60歳の前田美波里さんも美しい。流石は資生堂であると42年前のキャンペーンガールを起用する自信のようなものを感じさせる。前田美波里さんが「にっこり」微笑んだ顔を見て、充実したシニア生活を送ることこそ大切なんだと思えるようになってきた。