中日、ウッズV2ランで第1ステージ突破!

セ・リーグクライマックスシリーズ(CS)第1ステージは20日、京セラドームで第3戦を行い、中日がタイロン・ウッズ内野手(39)の決勝2ランで2−0で阪神を下し、2勝1敗で第2ステージへ進んだ。2年連続日本一へ向け、リーグ優勝を果たした巨人と対戦する第2ステージは、22日から東京ドームで開幕する。

 あれれ、セリーグ3位の中日が2位の阪神に勝ち、次は第2ステージで巨人と対戦する。もともとクライマックスシリーズ(CS)が導入されたのは昨年(2007年)からである。パシフィック・リーグのシーズン上位3球団によるステップラダー方式のプレーオフ制度が興行的に成功を収めていることから導入が決定したものの、昨年も2位の中日が1位の巨人に勝ち、日本シリーズをものにした。


 なにか、今年も3位の中日がトップに躍り出るような勢いがある。こうなると何が面白いのか、今までプレイしてきた試合は何だったのだろうと思う訳です。プレーオフ優勝チームとペナント優勝チームは同一のはずなんだけど、巨人が負ける。だから今年からアドバンテージ制が導入された。しかしこれにはチームの勢いと言うものがあるから、どれだけアドバンテージがあるからと言って巨人が勝てないと言うジレンマが残るわけである。


 ペナンとレースでトップで走っていた阪神が巨人に最後で追い越され、優勝した巨人が、3位の中日にプレーオフを奪われると言う図式はなんとなく見えて来る様な気がした。興行を第一に考えたこのシステム野球と言うスポーツをつまらなくさせている様な気がしてならないのである。


 阪神岡田監督ご苦労様でした。