家庭だんらん法

 「『家庭だんらん法案』にしろと言ってある」。舛添要一厚生労働相は11日の記者会見で、一定の条件を満たす会社員を労働時間規制から除外するホワイトカラー・エグゼンプション(WE)について名称を軟らかく言い換えたうえで、WEを含む自由度の高い働き方を検討するよう指示したことを明らかにした。


 ホワイトカラー・エグゼンプション(white-collar exemption)はホワイトカラー労働時間規制適用免除制度と言われ、ホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除すること、またはその制度である。悪く言えば、労働者定額使い放題プランのことで、過労死に対して企業が責任を負わずに済むようになる制度である。


 舛添君なかなか頭がいい。ネーミングを変える事によって、イメージを粉飾しようと考えた。そのネーミングが『家庭だんらん法』である、このまえ「残業代ゼロ法案」とし、反発を招いて断念した経緯があるから、企業主体から個人及び家族主体にネーミングだけを変えた詐欺行為である。

 5時に帰って家族だんらんを楽しもうとしていたところ、終了間際に上司から明日朝一、プレゼン資料作っといてね・・・。なんていわれたら、ただ働きで徹夜作業なんてね。

 舛添君の顔が「悪魔」に見えてくる。