やったー、立川笑志が真打ちに…

cobayan2007-08-07



苦節19年でやっと真打ちになった。
 福岡県筑紫野市出身で1963年12月16日生まれの43歳 、筑紫中央高校、福岡大学人文学部を経て、営業マンになるも落語家の夢は捨てきれず、1988年9月 7代目立川談志に入門し、「笑志」を拝名する。

 立川談志の一門のみによって構成される特殊集団を落語立川流といわれ、「落語界の東大」と言われる。当然笑志が真打ちになるにもハードルが高く、落語だけでなく唄や踊りも家元が認める程度にきちんとできないといけないという。芸人だからあたり前のことなんだけど、お笑い芸人とは少し違うのである。

 師匠の立川談志(71)の前で、真打ち昇進試験の今月1日、小唄と都々逸を披露。「なりたきゃなるがいいじゃねえか。明日にでもなるかい」という談志流の言葉で念願の真打ち昇進が決まった。


 6日、横浜にぎわい座の独演会で報告し、「おめでとう」「よかったね」と、拍手が鳴りやまず、笑志の涙も笑いに埋もれてしまった。いい話じゃないですか、横綱が仮病で逃げたりするこの世の中、芸をゆっくり聞くという、落語の楽しさ。生で聞きたいものである・・・。