レクサスハイブリッド 1500万円


 トヨタ自動車は17日、高級ブランド「レクサス」のフラッグシップモデル「LS」にハイブリッドシステムを搭載した「LS600h」と「LS600hL」を発表した。最高価格は1510万円。同社がトヨタブランドで販売している「センチュリー」を抜き、国産乗用車で最高額となる。

 すごい車だ、月間300台。諸経費入れると1700万円はするんではと、家1軒と比較してしまう自分が恥ずかしい。さすがはトヨタいい車を作ったと頭が下がる。しかし、誰が買うんだろうと興味津々。


主な特長

1.異次元のハイパフォーマンスとクラス(*5)世界トップの環境性能の両立
▽ 新開発のV8・5.0Lガソリンエンジンと高出力モーターにより、6L車に匹敵する動力性能とクラス世界トップの優れた環境性能を両立。さらに、4輪回生ブレーキにより、エネルギーの回収効率を高めてガソリン消費を抑え、大幅なCO2排出量削減に寄与
▽ 滑らかで応答性の高いハイブリッドトランスミッションとフルタイムAWDを組み合わせることにより、6Lエンジンに匹敵するパワーを余すことなく4輪で路面に伝え、あらゆる路面状況で安定感のある走行性能を実現。これにより、LEXUSの「速く・スムーズに・安全に」走るというコンセプトを実現
▽ CO2の削減を念頭に燃費向上を図り、12.2km/L(10・15モード走行、国土交通省審査値)を実現。全車、「平成22年度燃費基準(*6)+20%」を達成し、6L車の半分程度にCO2排出量を削減
  [10・15モード燃費の1km走行当たりのCO2排出量換算値:190.3g/km]
 さらに、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)を低減し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(*7)」の認定を取得(グリーン税制による減税措置対象車)

2.静粛性
▽ 源流主義に則り、エンジン、モーター、ハイブリッドトランスミッショントランスファー、タイヤに至るまで、静粛性を磨き上げるため、構造を見直し最適化。また、発進時、低速・低負荷走行時は、モーターのみでのEV走行も可能とし、比類のない静粛性を実現

3.安全性能・車両安定性を高める先進技術
▽ 「統合安全コンセプト(*8)」に基づき、前方の歩行者検知と操舵回避支援、および後方車両の検知をはじめとする対応機能を備えた、先進の「プリクラッシュセーフティシステム」を設定
▽ エンジン・ステアリング・ブレーキを統合制御することにより、高い車両安定性の実現と高い予防安全性能を確保するVDIM(*9)(アクティブステアリング統合制御)を、フルタイムAWDに対応するよう進化を図り、新開発。さらに、電動式のアクティブスタビライザー設定車では、直進・旋回などの様々な走行環境に応じてスタビライザーを緻密に制御し、車体のロールを抑え、安定した走りを提供

4.最上の“おもてなし”とつくり込み
▽ ロングホイールベースのLS600hLでは、ボディ延長(120mm)に伴うゆとりの全てを後席スペースの拡大に充てることで、くつろぎの車内空間を創出するとともに、AV機器、独立温度調整オートエアコン、リヤシートリラクゼーションシステムなどにより、従来にないきめ細やかな最上の"おもてなし"を提供
▽ 本革張りインストルメントパネルを採用(日本車初(*1))。厳選した素材と匠の技による立体裁断、精緻な縫製で工芸品のような高い品質を追求

5.ハイブリッド車専用意匠・装備
▽ LEXUSハイブリッドを象徴する深みのあるブルーをエンブレム、ロゴ、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどにあしらい、世界初(*1)のLEDを光源とする専用意匠の3眼一体型プロジェクターヘッドランプ(ロービーム)や、19インチ7本スポークアルミホイールなどを専用装備